共同通信のオリンピック開催世論調査の不確かさ
news.yahoo.co.jp5上記の5月15/16日の共同通信社の電話調査では、オリンピック中止派は59.7%
www.tokyo-np.co.jpその1ヶ月後の6月19、20日。
同じく共同通信の電話調査では、オリンピック中止が30.8%。
どちらにしても、記事にはソースのリンクを貼るべきだし、ソース元は、調査の詳細(ヒアリング数、その属性や、正確な質問内容)を示すべき。
質問内容によって、捉え方が全く違うことになるから。
例えば下記のの例だと、オリンピックを「このまま開催」することに賛成か反対かを聞いてるけど、修正してやれば良い、とか、控えめにやれば良いという意見は、全て「反対」側にカウントされることになる。
マスコミの恣意的な誘導にのせられない様にしないと。。
読書: 海馬 脳は疲れない 池谷裕二/ 糸井重里
脳と海馬を巡る二人の対談本。
下記は単なるメモ。
*脳は疲れることはない。疲れるとすれば目や首。
*30-40歳を過ぎてから脳は成熟し、繋がりを密にすることに関しては歳を取ってからの方が上手くなる。
*海馬の細胞は約1000万個。増やすことが出来る唯一の部分。
*脳は整合性を取ろうとするがゆえに、自分で自分に「嘘」をつく。
*海馬を活性化する一つの方法は、自分を騙し「それが重要なことだ」と思い込むこと。また隣にある扁桃体を活性化する(そのことを好きになる)ことも役に立つ。
読書: 自意識と創り出す思考(IDENTITY) ロバート・フリッツ / ウェイン・S・アンダーセン
フォーカスするポイントを、自意識(自分がどういう人間か、どういう人間であるべきか、理想の自分、こうありたい自己像、役割)から、自分が作り上げたいもの、達成したいこと、自分の価値観に向けること。マイクタイソンの成功談(自分が何者か、は忘れて、自分は何を成し遂げたいのか、に集中した)も、このやり方なのだ、と。
「他人からどう思われているかは気にせずに、やりたいことやれ」ということを別の言い方で言ってます。
読書: エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン
「・・・・・たら良いな」程度は捨てる。
絶対にイエスだと言い切れないなら、それはノーだ。
中途半端なイエスをやめて「絶対やりたい」と「やらない」かの二択にしよう。
もっとも厳しい基準で決めるんだ
<選択>
何が本質か考える。本質的なことだけをやる。
<ノイズの除去>
自分に正直に、シンプルに、本質的に生きるには、無意味な雑用を断るというだけでなく、魅力的なチャンスを切り捨てることも必要になる。もしも、たった一つのことしかできないとしたら、自分は今何をやるのか
<トレードオフ>
何かを選ぶことは何かを捨てること。そのタフな選択を自分で引き受けなければ誰か他人に持って行かれるのだ。
人生の本質目標を決めるのは容易ではない。勇気と洞察力を持ち、自分の力を最高に発揮できる行動を見定めなければならない。そのためにはタフな問いに答えることが必要だ。トレードオフを直視し、本質から外れたものごとを断固として切り捨てなければならない。
厳しいがやるだけの価値はある。本当に明確な目標だけが、自分や組織の力を最大限に引き出し、真に優れた成果を可能にしてくれるのだから。
戦略には選択とトレードオフがつきものだ。独自性を意図的に選び取るのである。by マイケルポーター
選択肢を選ぶ基準を明確にする。「自分は何が大好きか」「何が何が一番得意か」「世の中の大きなニーズに貢献できるものは何か」
言うは易し、行うは難し。
読書: 江戸の終活 夏目琢史
当時のことを考えれば当たり前だけど、「いかに家を守っていくか」と「跡取り息子の心配」が遺言のメイン。
ほんと「息子が心配」は、時代を超えて、だなあ。。。