読書: 海馬 脳は疲れない 池谷裕二/ 糸井重里

脳と海馬を巡る二人の対談本。
下記は単なるメモ。
 
*脳は疲れることはない。疲れるとすれば目や首。
*30-40歳を過ぎてから脳は成熟し、繋がりを密にすることに関しては歳を取ってからの方が上手くなる。
*海馬の細胞は約1000万個。増やすことが出来る唯一の部分。
*脳は整合性を取ろうとするがゆえに、自分で自分に「嘘」をつく。
*海馬を活性化する一つの方法は、自分を騙し「それが重要なことだ」と思い込むこと。また隣にある扁桃体を活性化する(そのことを好きになる)ことも役に立つ。
*頭を良くする(神経細胞の可塑性を高める)のに、朝鮮人参は効果がある。
*側坐核(やる気を出す物質、アセチルコリンを出す器官)が活性化されるのは刺激が来た時だけ。つまり実際に何かをやり始めると気分が乗ってくる、ということ。

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