2021-06-16から1日間の記事一覧

勢いで買ってしまったアイフル株(8515)の結末

2015年、何を血迷ったのか購入してしまったアイフル株。462円で購入後、2016年〜2021年の5年間、ひたすら戻りを待っておりました。 2019年の夏がボトムで、ほぼ半額の230円まで落ちたましたが、なぜか2020年後半から上がり調子。日経平均につられているだけ…

読書: 死にカタログ  寄藤文平著 大和書房

この本を読むと、死に対して非常に、何というか、冷静になれる気がする。確率的には、癌を中心とした病気に気をつけて、交通事故にも合わず自殺もしなければ、ほぼ平均寿命までは生きることになるのだろう。現代日本に住む人間としては。それはそれで長生き…

読書: 慰安婦問題という問い 大沼保昭・岸俊充 勁草書房 2007年

東京大学の法学部と公共政策大学院の合同ゼミで行った講演および質疑応答をまとめた本。この本に収録されている講師は、和田春樹(東京大学名誉教授)、秦郁彦(日本大学講師)、吉見義明(中央大学教授)、上野千鶴子(東京大学教授)、長谷川三千子(埼玉…

読書:「自己啓発病」社会 宮崎学 祥伝社新書

「自助論」(西国立志編)は、ヨーロッパ近代がまだ若々しい時代に、自助努力で社会の発展をもたらす、という時代の躍動を記した本である。しかし、まず日本には本当の意味での近代化はなく、村共同社会の上に、自由、平等等の価値観を上塗りしただけであり、…

読書: 世界は贈与でできている 近内悠太

お金で買えないもの(交換対象にならないもの)とは何か?それは贈与である。 贈与は、不合理(anomary)なものとして出現する。 例えば、友人からもらった服は(贈与)、交換可能な単なる服ではなく、そこに想いや気持ちが入っているが故に、簡単に捨てれな…

読書: スタンフォード式人生デザイン講座 ビル・バーネット & デイブ・エヴァンス

人生は、トライアンドエラーでしょ!っこと。情熱を探すんじゃなくて、情熱を育む。最初から正解を求めるのじゃなくて、自分の進みたい方向に向かって、可能な限り選択肢(アイデア)を検討して、選んで、少しづつ進む。固定観念にとらわれるのではなくて、自…

読書: 地獄の楽しみ方 京極夏彦

言葉はそもそも、デジタルで不完全なもの。ゆえにあらゆる読書は(特に小説は)誤読である。言葉が生み出す概念、例えば勝ち負け、も言葉の問題であって、そんなものはゲームに参加するから生じる概念であって、普遍的にあるわけではない。 と言う話から、ス…

読書:「遊ぶ」が勝ち 為末大

ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」の視点から、自分の人生、生活、コミュニケーション、スポーツを考察した本。アスリートにとっての「ゾーン」や「フロー状態」というのが遊びと密接な関わりがあることは、小さい頃の砂場遊びを思い出すと用意に想像できる…

読書: 最高の体調 鈴木祐

体調不良の根本的な原因は、文明病であり、それがもたらす炎症と不安である。 それをダーウィニズムメディカル(進化医学)?をベースにした視点で紐解き、解決策を探る、と言う本。 しかし、結論的には、「健康的な生活をしましょう」ってことであって(よく寝…